爪を傷めない、というふれこみのピールオフネイル。
うそですからね(・x・)
爪を傷めずに飾りたい
マニキュアをオフするための溶剤、いわゆる「除光液」が爪の健康にあまりよくないことはよく知られています。
いまではノンアセトンや低刺激の除光液も増えていますが、完全に無刺激というわけでもないようです。
また、ジェルネイルにいたっては爪にがっちり密着させるため、まず最初に爪にキズをつけて塗布し、オフの時は強い薬剤で溶かしたり、電動のヤスリでむりやり削り落としたり、溶剤が染み込むようにヤスリで強めにキズを入れます。もちろんオフ用の薬品も爪にはよくありません。
この最初のサンディングと強引なオフのせいで、ジェルを続けていると爪が紙のようにうすくもろくなってしまいます。
でも、せっかく指先をきれいに飾ったのにそれをオフしたら素爪ではいられないくらいぼろぼろでは、本末転倒ですね。
できれば、きれいな地爪を保ったままカラーも楽しみたいものです。
ピールオフネイルはオフに溶剤等が不要なネイルです。
百均にもだいぶ増えてきました。
カラーだけでなく、マニキュアならベースコートもあるので、使いたいカラーがピールオフではなくてもピールオフベースの上に塗ることで、どんなマニキュアもピールオフが可能です。
私も、ピールオフベースの上にマニキュアやジェルを塗っています。
とくにジェルと比べると持ちは1週間から10日程度、もって2週間がせいぜいと短いですが、リムーバーを使う手間と爪へのダメージを考えると短めでも安心なほうがいいし、チェンジの回数が多いということは試せるデザインも多いということなので楽しいです。
が。
ピールオフカラーも、万能ではありません。
爪は無傷とは限らない
「ぺりっとはがせばオフ完了!」「爪を傷めずにオフ!」
ピールオフ商品には、だいたいこんなことが書いてあります。
マニキュアでもジェルでも同じ。
が。
ぺりぺり剥がしても爪がまったく無傷かというと、
そんなことはありません(・x・)
ネイルがまだ爪にしっかりくっついている時にむりにはがせば、爪はダメージを受けます。
爪の表面の薄皮のような層がネイルのほうにくっついて、はがれてしまいます。
こんなふうに、表面が荒れてしまいます。
また、
こんなふうに爪の中に気泡のような小さなはがれができてしまうこともあります。
(トップの塗れないシュガーネイルがあちこちぽろぽろはがれるのが気になったとはいえなかなかはがれないのをかなり強引にはがしたのをものすごい後悔しました(´・ω・`))
一方、
この人差し指は気がついたらネイルがとれて落ちてどこかへいっていた(苦笑)指ですが、自然にはがれて落ちた(それだけ接着力が弱まっていた)だけあって、まったく無傷できれいです。
除光液やネイルリムーバーほどではないにせよ、ピールオフネイルも、爪に完全に影響なしというわけではありません。
なるべく、何本かの指ははがれてしまったり浮いてきてしまっている等、接着力に限界が見えてきてから、残りの指のネイルをはがしましょう。お風呂の中などでお湯を使ったり、また、ネイルオイルをたっぷり垂らしてネイルのフチから爪のほうへ染み込ませて剥離剤のように使うなどして、なるべくやさしく、丁寧にオフしてあげましょう。
ベースコートやベースカラーに塗るピールオフカラーのメーカーや濃さ、何回塗りにしたかなどによっても変わってきますし、相性もあると思いますので、何回かはいろいろなカラーやベースを試してみるといいでしょう。
百均のピールオフベース比較
カラーはたくさんありますが、とりあえずこれを塗っておけば色はなんでもいいのでベースだけ紹介。
これはたしかセリアのやつですが、2度塗りして7~10日でわりときれいめにはがれるのでよく使ってました。
ただし、お風呂等でお湯やオイルでしっかり保護してあげながらそうっとはがさないと表面がささくれます。
キャンドゥで(最近はセリアでも扱ってたかも)手に入るTMシリーズのピールオフベースは2度塗りでずいぶんしっかりつきました。一週間でオフして爪に気泡ができちゃったのがこのベースです。
一度塗りだと一週間もしないでぺろっといったので二度塗りで、長くもちそうなデザインで使うといいかも。
ダイソーだと、キティコラボのベースがピールオフです。二度塗りで10日ほどと、セリアのと同じぐらいの強度。ほぼ同質と思っていいかもしれません。
なるべく爪を傷めないネイルで育爪もしつつネイルを楽しみたいですね!
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